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Formulas for IPhO 日本語版: Section 12

Author:Anda Toshiki
Updated:3 months ago
Words:332
Reading:1 min

12: Kepler の法則

12.1: F & U

  1. F=GMm/r2,U=GMm/rF=G M m / r^2, U=-G M m / r \text {. }

12.2: Kepler の第一法則

  1. Kepler の第一法則 (2 質点の重力相互作用):それぞ れの軌道は,系の質量中心に焦点を持つ楕円,双曲線, 放物線になる. これは Runge-Lenz ベクトルから得ら れる (ポイント 9).

12.3: Kepler の第二法則

  1. Kepler の第二法則(角運動量の保存): 中心力が働く 場にある質点について,その位置ベクトルは単位時間 に一定の面積を描く.

12.4: Kepler の第三法則

  1. Kepler の第三法則 :r2: r^{-2} に比例する力が働く場で楕円 軌道を描く複数の質点について, 周期は長半径の 32\frac{3}{2} 乗 に比例する :

    T12/T22=a13/a23T_1^2 / T_2^2=a_1^3 / a_2^3

12.5: 楕円軌道

  1. 重力場中で楕円軌道を描く質点の全エネルギー (K+U)(K+U) :

    E=GMm/2aE=-G M m / 2 a

12.6: 楕円率

  1. 楕円率が ε=d/a1\varepsilon=d / a \ll 1 の場合, 軌道は焦点をずらし た円形をしていると考えられる.

12.7: 楕円の性質

  1. 楕円の性質 :l1+l2=2al1: l_1+l_2=2 a ( l_1l2l_2 は焦点までの距 離). α1=α2\alpha_1=\alpha_2 (一方の焦点から出た光は他方の焦点に 反射する). S=πabS=\pi a b.

12.8: 円の中心

  1. 円とその円の中心に焦点をもつ楕円は長軸の部分での み接する.

12.9: nge-Lenz ベクトル

  1. Runge-Lenz ベクトル(楕円率ベクトル)[訳者注:こ のベクトルはむしろ離心率と関係する.そこでここで は離心率ベクトルとして知られるベクトルを代わりに 記す.これは焦点から近日点に向かう向きで,大きさ が離心率 ee に一致する.]:

    e=v×MGMmer= const. \boldsymbol{e}=\frac{\boldsymbol{v} \times \boldsymbol{M}}{G M m}-\boldsymbol{e}_r=\text { const. }